ピンチを救ってくれる救世主!
![](http://kwi0014.work/wp-content/uploads/2020/05/P5110647.jpg)
バイクや車をいじる人ならお分かりでしょう
ネジ山のないところにネジを切ったり潰れたネジ山を修復する為のものです
修復といってもピンとこないかもしれません
簡単に言えば対象の素材より硬い素材のネジ(ナット)を無理矢理ねじ込んでネジ山を切る為のものです ネジだけに・・・
今回使ったのは管理機の尾輪です
![](https://kwi0014.work/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200511_165254.jpg)
買った時からなんか動きが渋いなぁ・・と思ってよく見たらボルトを締めすぎてるようです
間にワッシャー入ってないですがいいんですかね?
こりゃいかんと思いボルトを緩めようとしたらやたら固い・・・
60cmのスピンナハンドルを使ってやっと回るレベル
さすがにこれはおかしいと思ってよく見たらネジ山が潰れています
なんじゃこりゃ・・・作業中にぶつけたんでしょか
潰れたボルトを回したせいで尾輪本体側のネジ山も潰してしまったようです
じゃなく逆に尾輪側の山が崩れていたのかな
無理矢理ボルトを入れようにも最初のキッカケすら入りません
途方に暮れているとふと思い出したのが今回紹介する アストロ タングステンタップダイスセットです
![](https://kwi0014.work/wp-content/uploads/2020/05/WS000016.jpg)
過去数回しかつかっておらずキャビネットの奥で眠っていたものを引っ張りだしました
タップ・ダイスの使い方は簡単ですがピッチやサイズを間違うと取り返しがつかなくなります
アストロのセットは基本的なものが揃っています
タップにハンドルを付けたら尾輪のネジ穴に締め込んでいきます
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切り粉が出てきます
![](https://kwi0014.work/wp-content/uploads/2020/05/P5110638.jpg)
う~ん・・・・・・これは
ボルトの方にはダイスを締め込んでいきます
![](https://kwi0014.work/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200511_165106.jpg)
理屈としては単純ですね
何度か往復すると抵抗が無くなります
ボルトとネジ山を合わせてみるとスムーズに入っていきます
あとは組み立てて終わり
尾輪はきちんと回るようになりました
今回このセットがあったのでその場で対応できましたがそうでなければ出張修理してもらうか営業所に持って行く必要があったでしょう
アストロプロダクツのセットに救われました
セット内容はこんな感じです
![](https://kwi0014.work/wp-content/uploads/2020/05/P5110647-1.jpg)
よく使うサイズとハンドル、ネジ山を計る為のピッチゲージがついています
基本的なモノがそろっているので後から買い足すにしても最小限ですみます
個人的にはこの手のモノは状況に応じてバラで買うより最初におおまかなセットを買ったほうがいいですね
こういうのを使うのは非常事態ですしね いちいちホームセンターに行ったり通販で届くの待ってられません
![](https://kwi0014.work/wp-content/uploads/2020/05/WS000007-2.jpg)
アストロプロダクツやストレートはサンメカの味方です
おかげでこの手の工具や作業は本当に身近になりました