メンドクセー!!!!!!!!!!!
実家のアテンザを持って来てフロントカメラを取りけました
しかしこれが面倒くさい事この上ない
純正のパイオニアカロッツェリアC9P8には最初からフロントカメラ用の外部入力端子があります
これに差してカメラ設置して終わり・・・のはずですが
ナビの裏側にアクセスする為まずはパネルを外します
メーター周りのパネルは手で引っ張るだけでポコッと外れます

ココは簡単 ルーバー下の化粧パーツもすぐに外れます
次にエアコンのパネルを外しますがこちらは内張剥がしが必要です

マイナスドライバーなんて突っ込むと傷だらけになります安いし一個買えばずっと使えるので買った方が無難です

長いパネルなんで外す時かなり力が必要です
なるべくしならせないようにバキバキと外していきます
ハザードスイッチの小ネタクーを外します
下側にツメがあるのでそちらを押せばスッと抜けます
抜けなければツメがかかってる状態なので間違っても力づくでひっぱらないように
最後にナビのメーター周りを外します
上にツメがあるのでその辺に内張剥がしを突っ込んでボコっと外します

こちらにもコネクターがささっているのではずします こちらは上にツメがあるのでそこを押さえて抜きます
これでやっとナビがむき出しになりますがナビは特殊ネジで留められています

ナビは防犯用の特殊ネジで留まってます
マックガードといってネジにあったソケットが必要です
車を買えばついてきますが例によってどこにあるか分からない
ネジザウルスで行けるんじゃないかと淡い期待をしていましたが全く歯が立たず
場所が場所だけにタガネやマイナスドライバーかけて叩く事もできません
探し回ったものの見つからず いったん中断です
結局ヤフオクで購入
数日後やっと作業が進む・・・と思ったら形状が合わないF〇〇K!
新たに買うかもう面倒くさいし外部モニターを買ってそっちに繋げるか迷っている時ふと気が付いてグローブボックスをチェック 案の定ありました
コレを使ってマックガードを外します
下側は普通の10㎜のボルトなんで問題ありません
ナビ本体はツメでひっかけてあるので上に持ち上げながらナビを引き出します
ナビはアホみたいに重いのでなんかしら保持した方がいいです
しかしノートPCより重いって一体何が入ってんの??
裏側に緑のコネクターが伸びており純正オプションのフロントカメラなら差し込むだけで終了ですが今回使うのは社外品

画像が前後してますが緑の端子がフロントカメラ用端子
コレに変換プラグをかまさないといけません
しかし心配無用 すでに中古で入手済み・・・と思ったらカプラの形状が合わず

入手していたものはバックカメラ用のカプラだったようです
フロント用の形状を見ても手持ちの中にはありません

画像はフロント用のカプラ
ネットで調べてみるモノのイマイチ分からず結局ヤフオクで購入
お値段1000円・・
まとめて書いてますが作業を中断する度にパネルを再度取り付け再開する度にまた取り外しです
作業自体は簡単なんですが樹脂パーツなんで付けたり外したりが怖くて嫌なんですよね
再びパネルを外しナビを外してやっと外部入力端子を取付けました
あとはワイヤーの取り回しです
カメラの取付は後にしてとりあえずは端子だけ出しておく必要があります パネルの裏側に通して助手席側に通すのですが完全に手探りです
ここで便利なのが配線通し(配線ガイド)というもの

針金が樹脂でコーティングしてあり傷つけないようになっています
なければ丁度いい針金にビニールテープでも巻いておけばいいでしょう
ナビの裏から足元に出るまで手探り状態で適当につつきますが素人なんでなかなか出ません
パネルを外せばもっとスムーズですが素人の私はできるだけパーツは外したくないのです
イライライライライライラ

先端が出るとワイヤーをテープで巻いて引き上げます
この手の配線通しですが外れないようにしっかり巻くのはもちろんですが先端をテープでひっかりの無いようにしておくとスムーズです
あとはカメラの設置と電源の取り出しです
純正と違って給電されません
今回は助手席側のヒューズボックスから取ります
素人の私の説明を読むよりもプロの説明を呼んだ方がよいと思います
「電源取り出し、ヒューズ」で検索すると詳しい説明がたくさんあります
要はヒューズの一つを電源取り出し用に端子がついたヒューズと交換するものです ナビやETCではお馴染みです

赤で囲ったヒューズを取り出し用のヒューズと交換します
15アンペアなので取り出し用も15アンペアを使います

どのヒューズと交換するんだ?という話ですがヒューズボックスや車の取り扱い説明書に何のヒューズか書いてあります その中からACC電源のものを使います
ACCは鍵の時代なら少し回した状態 エンジンをかけなくても通電してる状態ですね 例えばヘッドライトとかナビとか
もう一つ常時電源はキーがなくても動作するものハザードとかブレーキランプですね 最近だと駐車監視システムなんかもそうですね
フロントカメラを常時電源につないでも意味ないしバッテリー上がりに原因になりますからACC電源から拝借します
やり方は簡単同じアンペアの電源取り出し用のヒューズと交換するだけです
ヒョロッと伸びた端子に接続コードの電源コードの赤いワイヤーを接続します

接続にはギボシ端子というモノを使います
カメラ側のワイヤーにはついてないので取り付ける必要があります
電工ペンチという専用の工具が必要になります
電気なんで当然マイナス側の黒い端子も接続しますがコレはボディの金属部分ならどこでもOK 普通は近くにあるボルトですね
ただこちらも端子を取り付ける必要があます

ボルトにつけるのでクワ型端子ですね
今回はヒューズケースを留めているボルトに繋げました
ギボシ端子つけるのが面倒だからといって銅線ネジネジとかテープでグルグルとかはアウトです
まず間違いなく接触不良を起こします
技術があれば一番シンプルで確実なのがハンダ付けです

まあギボシ端子なんて電工ペンチとセットで2000円くらいから買えますから一個あっても損はしませんよ
これでやっとカメラが映る状態になりました
ナビをカメラに切り替え 映る事を確認したらカメラの設置とワイヤーの取り回しです
車には配線を車内に引き込む為のサービスホールというものがあります
ココを通すのが一番確実で見た目も綺麗ですが既に他のワイヤー類で隙間がありません・・・通すには新しいグロメットが必要になりそう・・・ハァ・・
もうこれ以上は面倒なんでドアの横から引き込みます

ワイヤーに負担がかかるのは間違いありませんからオススメできません
なるべく負荷がかからない場所に通してドアモールの中に通して内部に引き込みました
あとはひたすら配線を隠します
余った線は束にして奥に突っ込んでおきます

若干見えてますがまあ適当に押し込んどけば大丈夫でしょう
肝心のカメラの設置ですがフロントグリルの中央付近に両面テープで接着

コレで全て完了です
カメラの画像

このナビはカメラ用の配線とスイッチがあるのでボタンを押すと切り替わります
左によってますがまあこれは想定内です
今回使ったカメラは

URVOLAX バックカメラ フロントカメラ/リアカメラ 3880円(amazon)
よくある中国製の製品ですが画質は全く問題ないです
そもそも確認用なんであまり高画質である必要もありません
ただ思ったほど広角ではないですね
狭い路地でフロントを突き出す時に便利かと思いましたが左右を確認するのは厳しい いっそ左右どちらかに振った方が使い勝手はいいかも
フロントをギリギリまで寄せるのは便利です
あとは耐久性ですが3880円ですから過度な期待はしていません
それに配線さえ通していればカメラ自体の交換はそこまで面倒でもないですしね
作業時間は実質4時間くらいですがトータルだと2週間です
私みたいに趣味でやるならいいですけどそうでなければ店でやってもらったほうがいいかと
持ち込みだと10000~20000円くらいでしょうから1日潰れる事考えれば安いし何よりプロの仕事ですしね
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