さらに黒く!
前回タンデムステップ周辺とハンドルをつや消しブラックで塗装しました
さらに黒くしていきましょう
塗るのはフロントフォークです
一応レトロというかスクランブラーを意識しているのでフォークも黒の方がそれっぽいイメージです
まずは取り外しです
ハンドルを天井の柱に吊っていますがフロントの重みを支えている訳ではありません YBR125はセンタースタンドがあるのでリア側に荷重がかかる程度で十分です
極端な話リアボックスやサイドバッグに重りでも乗せとけば大丈夫ですがさすがに怖いのでバランスが崩れても倒れない程度にロープを張っておきます
ついでに保険でジャッキをかけています
取り外しは簡単
まずはブレーキパッドを外し次にアクスルシャフトを抜きます
17㎜と19㎜という比較的大き目のレンチが必要になります
片方は供回り防止の為なのでモンキーでも大丈夫ですがかなり力をかけるのでメガネ2本かボックスレンチが無難です 両方モンキーは絶対やめときましょう
タイヤを外したらトップブリッジのボルトを緩めます
下のアンダーブラケットで支えているので完全に緩めても大丈夫です
次にアンダーブラケットのボルトを緩めます
不用意に緩めると下にすっぽ抜けるので片手で支えるなり片膝ついて太ももで支えるなどしときましょう
組付ける時の高さがわかるようにマーカーでサインしておくといいかもしれません
私のバイクは錆が浮いてるので一目瞭然ですが
取り外したら中性洗剤で洗います
その後は足付けです
ミッチャクロンの説明書きにはミッチャクロンを使う場合足付けは不要だそうですがまあやって損はないでしょう
つや消しなので400番で粗く削ります
ついでにワイヤーブラシで角の方を汚れ落としも兼ねて削ります
つや消しなので神経質になる必要はありませんがグロスで塗るなら800番くらいで表面を整える必要があります
インナーチューブとYBR125は海外仕様なのでリフレクター部分もマスキングしておきます
次にミッチャクロンを塗布
普段スチールやプラスチックの塗装では使いませんがフロントフォークは泥水あびたり小石を跳ねたり傷がつきやすいので念の為ですね
塗装
使うのは前回の残りナフコのPBです
前回使って思いましたがカンペハピオに比べ若干光沢がある気がしますね
この辺は良い悪いではなく好みでしょう
私が使うのはいつも安い塗料ですが塗装の手間を考えるとある程度良いモノを使っておいた方がいいかもしれません
私にとっちゃYBR125は1/1プラモデルみたいなもんなので剥がれたらまた塗装すりゃいいや程度のもんですがそういう人は少ないでしょう
ただナフコのPBで安いとはいえ製造メーカーはアサヒペンですから品質は高いと思います
つや消しなのでひたすら薄塗りしていきます
いきなりガッツリ塗ると垂れるだけでなく剥がれやすくなります
つや消しやソリッドなら脱脂が出来ていれば失敗はそうそうないでしょう
まどろっこしいと感じる人はヒートガンやドライヤーを当てればラッカー塗料ならガンガン乾いていきます
自家塗装は乾かす時のパーツの置き方が厄介ですが正立のフロントフォークであれば下にドライバーでも突っ込んで左右に倒れない場所に立てかければOKです
ラッカー塗料は乾燥が早くすぐ触れる程度になるのでつい組付けたくなりますが表面だけで下の部分は乾燥してないのでボルトや工具が当たると簡単に剥げてしまいます
サンメカ(というか私)に大事なのは「急がば回れ」「急いては事を仕損じる」です
失敗した部分も完全に乾燥させた跡やすり掛けすれば簡単にリカバリーできますが焦って乾く前にやっちゃうとドツボにはまります
塗装ってホント急がば回れですよね
といいつつ私は何度も失敗してますが
2日ほど乾燥させたら組付け
自家塗装って乾燥して組み付ける時が一番楽しいんですよね
組付ける際に一度アクスルシャフトをを通してみると左右の高さと角度のズレが修正できます
タイヤを入れた後だと調整が難しいと思います
という訳で完成です
Before
After
まあ他人からすれば言われなきゃ気付かないレベルですが前回よりは変化が見られます
ちなみにもっと前の姿
さすがにこれと比べると結構違いますね
さらにもっと昔 オリジナルカラー
やっぱオリジナルが一番じゃ・・・
と思うのも自家塗装あるあるです(ホントか)
さて次はどこを塗ろう
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