日常メンテです
譲り受けたキョーリツ製の背負式刈払機ですが好調そのもの
とはいえ一応メーカー推奨のメンテくらいはしておきましょう
既に廃盤ですが同型(と思われるモノ)を参考にすると
28時間ごとにフレキシブルシャフトの注油とありますのでまずコレを
本体接続部のレバーを起こせばロックが外れてシャフトが露出します
アウターケーブルから出ているシャフトを引っ張りだしてグリスを塗ります
純正グリスなんて持ってる訳ないので手持ちのモリブデングリスを使いました
ホームセンターで500円以下で売ってるヤツですね
全体に塗り終えるとケーブルの中に通しますが引っかかってなかなか入りづらかったですね
手探りで何回がつつくと入りました
次にギアケースの注油
六角レンチでボルトを外したら穴から注油します
今回はグリスガンで注油しました
まあなんでもいいと思いますが
あとは組み付けて終了です
注油後特に変化もないですがこんなもんでしょう
ここからは余談です
刈払機というと背負いと肩掛けがありますね
もちろんそれぞれ一長一短です
背負のメリットは本体を背負うので動かす部分は最小限です
斜面を刈ったり長時間作業する場合は楽ちんです
一般的には背負は排気量が大きく本体も重いです
パワーがあれば効率も良いですし機械にかかる負担も少ないので寿命も長いと思います
一方デメリットは背負にすることによってフレキシブルシャフトや台座など余計なパーツが増え重い事です
草刈りは春から夏にかけてですが背負うのは暑苦しいですしちょっと際を刈るだけでいちいち背負うのは面倒くさいです
一方肩掛けはその反対
斜め掛けなので準備は簡単です
軽いので軽トラに乗せたり持って移動するのも楽です
メンテナンスも簡単ですし可動部分も少ないだけに故障のリスクも低いはずです
一方で長い時間本体ごと振り回すのは無駄が多く斜面は苦手です
それほど広くないなら今なら電動の方がいいと思います
エンジン式は始動が面倒くさいし混合油を作るのも面倒です
最近はガソリンの販売が厳しくなったので尚更です
ガソリン送ってチョーク引いてリコイスターター引いてエンジンを始動するのとボタン一つじゃ全然違いますね
初期投資は高くなりますがマキタならバッテリーは他の電動工具にも使えるので便利です
作業時間が長いのなら私は2つとも買うのがいいと思います
そして片方はナイロンカッター、片方はチップソーに分ければいいと思います
堅い雑草はナイロンだと厳しいですし際まで刈るならチップソーは厳しいです
いちいち刃を交換するのは面倒くさいですし背負2個は邪魔くさいので
メインはそれなりのものサブはホームセンターの安いヤツとかでいいと思います
ちなみに負荷がより多くかかるのはナイロンカッターです
ナイロンカッターは高回転で使用するのでエンジンにかかる負担も大きいのです