アテンザのユーザー車検に行ったので普通車の車検の手順をご紹介します
まずはネットの予約システムで予約します
初めてなら左側にあるアカウント登録ですね
メールアドレスとパスワード名前電話番号この辺は全くもんだいないでしょう
ログイン
同意して登録するとメールが届くのでURLにアクセスして登録は完了です
ログイントップ画面から予約をクリック
検査種別を選択します
車検なので継続検査
普通車を選択します
次は検査場を選択します
車検証の管轄は関係なく全国どこでも可能です
検査レーンの空が表示されますので都合のいい時間を選びましょう
私は3ラウンドで落ちた時4ラウンドで再検査してもらえましたがこの辺のルールは良くわかりません
何であれ16時には絶対に終わってしまいますから早いラウンドのほうがいいと思います
必要なもの
◆車検証
◆自賠責保険証
◆納税証明書
◆お金
車検証は言うまでもないですね
自賠責保険は現在加入しているものに加えて次の車検までをカバーしたものです
これは運輸支局の近くに代理店がありますからそこで車検ですといえばOKです
普通車の場合納税証明書も基本的には不要だそうですがデータの反映にタイムラグがあるそうなので5月や6月に受ける人は持っておいたほうが安心ですね
お金は検査手数料と重量税です
重量税は事前に国土交通省のHPで金額を調べておきましょう
車検証の車体番号を入力して車検の予定日を入力すれば出ます
私の場合20000円でした
書類見て金額を調べて貼ってくれるような親切なとこもありますがただ「いくらの印紙が必要ですか?」と聞かれるところもありますからやはり事前に調べておきましょう
運輸支局では2枚のシートを書きます
◆継続検査申請書
こちらは署名欄以外は鉛筆書きです
丁寧に書き方が書いてあるので間違える事はないでしょう
◆自動車重量税納付書
車体番号等は車検証を見ながら書くだけです
車両重量も車検証に記載されています
有効期間は2年 納付税額は調べておいた額を記入します
◆自動車検査表
こちらは窓口の端末で車検証のQRコードを読ませると全て印字されるので書き込むところはありません
すでに印紙が貼ってありますがこの時点では貼っていません
車検証・自賠責保険証書・継続検査申請書・自動車重量税納付書・自動車検査表
これを窓口に提出すると検査料がいくらかを教えてくれます
すぐ近くの印紙が買える場所を教えてくれますからそこに行って重量税と検査費用の印紙を購入します
先ほど記入した自動車重量税納付書に重量税分の印紙を貼って
検査表には検査手数料分を貼り付けます
ですので印紙は重量税と検査料別々でないとダメですよ
これで書類の準備は完了です
レーンに並びますが慣れてない人向けのレーンを指示されると思います
待ち時間は長くなりますが焦らなくすむ良いシステムですね
検査官に「初めてです」というと横について指導してくれます
ここから先は陸運支局によって順番はバラバラだと思います
検査官の指示に従って灯火類・ホーン・ワイパー・ウォッシャー液、メーターパネルのチェックなどを受けます
検査官が「はい右はい左、ハザード、ブレーキ、ライトつけてブレーキ」みたいな感じでリズムよく行くので結構焦ります
しかし間違っても丁寧に訂正してくれますから心配は無用です
エンジン型式もチェックされるので珍しい車に乗ってる人はどこに刻印があるが知っておいたほうがいいですね
アテンザのようなよくある車なら検査官は知っているでしょう
次に排ガス検査
私の車はディーゼルなのでガソリンとは違う機械でした
検査官が棒をつっこんでもう一人の検査官がアクセルを吹かします
ここで問題が出るような事はないでしょう・・・と思ったらいきなり×
スクリーニング値がオーバーだとか
最悪の展開ですね 光軸なら近所のテスター屋さんでどうにでもなりますが排ガス検査はどうなんだろうか
続いて光軸でも×判定!
片方は軸が少しずれていてい光量は2つとも足りないとのこと
いきなりこんなんでやる気もしませんがとりあえず次の検査
スピードメーターのテストです
ローラーの上に車を乗せて40㎞/h程度まで速度を上げてパッシング
コチラは何の問題もなく〇
ブレーキテスト
ローラーが回り始めて電光掲示板にフットブレーキを踏めとの指示がでます
フットブレーキは問題なく〇
サイドブレーキも同じようにやりますが一度目は×
引き方が悪いのかな?でも前の車は何回やってもダメで再検査になってました
案外シビアなのかもしれません
少し大げさに引くと〇判定でした
サイドスリップのチェックも〇
最後に下回りのチェックも〇
不合格なので再検査になりました
当日の場合はそのままレーンを離れてまた並びなおすことができます
その日はもう受けないのであれば検査官に伝えて「限定自動車検査証」をもらいます
これは仮の車検証みたいなもので15日間はそれで運転できます
検査官が親切な人で近くにマツダがあるからリコール対象になっていないか調べてもらうといいよというので行ってきました
マツダのディーラーに行って調べてもらうもリコール関連は全て適用済み
排ガスに問題がある理由は開けてみないと分からないしなんにせよ今日中には無理とのこと
はぁ~・・・仕事休んで来てこれか
しかも車検切れまであと10日 それまでに修理が終わらなければ仮ナンバーを取ってこなければならず面倒事は増える一方
店員さんいわく排ガス検査で落ちるような例はほとんどないとのこですが
そんなこと言われてもね
とりあえずあきらめて光軸のほうを解決しましょう
運輸支局の近くにはまず間違いなくテスター屋さんがあります
持っていくと「光軸ですか?」と聞かれたので「光軸と排ガスです」というとメカニックの人の顔が曇りました
「以前の黒煙検査なら対応できるんですけど最近のオパシメーター検査だとディーラーで根本的に解決しないと厳しいですね」とのこと
あちゃ~・・・最悪ですね
ちょっと書類いいですか?というので渡すと
「う~んこの程度なら状況次第で次は〇判定かもしれませんよ」
「順番待ちでずっとエンジンかけっぱなしだったので多少良くなかったのかもしれませんね」
「あんまり前が詰まって動かないようならエンジン停めて待ってみてください
とりあえず16時まで時間あるので受けてみたらどうですか?」とのこと
もう一つ×判定だった光量も「こっちもめちゃくちゃ微妙ですね~w」
「交換すれば確実なんですけど純正品は10000円以上するんですよ 試すにはちょっと高いですよね・・」
こちらも判断に迷うところです
10000円で車検が通るなら全然構わないのですが排ガスが通らない以上は結局後日再検査です
だったらもう今日は帰って後日全部まとめてやったほうが時間の無駄がない
悩んでいるとメカニックのお兄さんが
「光軸もこのままもう一回だけ受けてみたらいかがですか?ダメならその時交換すればいいんですし」
とのことで最後に頑張って磨いてもらい気持ち光軸を調整してもらいました
お値段は1600円
「領収書さえ持ってきてくれたらご他で交換した場合でも合わせますよ」とおっしゃってくれました
親切な人だなぁ
時刻は15時30分どちらにせよこれが最後の検査です
再検査は落ちた項目だけなのでまずは排ガスチェック
・・・・・・・〇
今度は何の問題もなくクリアしました
とりあえず一番厄介な項目はクリアしたので今回はこれで良しとしようと思いながら光軸を受けたらこちらも〇判定
テスター屋さんの調整と磨きまくってくれた結果でしょう
なにより「とりあえず受けてみたら」というアドバイスが完全に正しかったようです
こういうプロのアドバイスは私みたい素人には本当にありがたいですね
余談ですがテスター屋さんが近くに停めてあるCX5を指さして
「あのCX5も排ガスで落ちてるんですよ マツダのディーゼルはちょくちょくありますね」
ということでした
新しい車検証とステッカーをもらって終わりです
結局12時に家を出て帰ってきたのは17時でした
仕事より疲れましたね
追加の費用がテスター代の1600円だけですんだのが何よりです
これも一重にあの親切なメカニックのおかげです
バイクでは何度もユーザー車検してますがこんなに面倒だったのは初めてです
全てはギリギリの状態で維持してた私が悪いんですけどね
は~疲れた
コロナがあけたら遠出しようかな
まだまだ頑張って走ってくれい
1件のコメント