【DIYとバイク】HAIGEインバーター溶接機100v

HAIGEはハイガーと読むそうです

HAIGE 半自動溶接機 HG-MAGMMA-100A 100V インバーター 小型 軽量 50/60Hz

 

amazonで売っている家庭用の100v溶接機です

私は一応アーク溶接の資格なんぞがありますがあんなものは1日講習すれば誰でも貰えますから技術的にはど素人です

実はもっと前に購入していたのですがあまりに下手くそなんで溶接機のレビューにまで至りませんでした

 

今回やった作業はパンタグラフジャッキに13㎜のボルトの溶接です

13㎜のボルトを溶接すればあの変な棒でグリグリやらずともインパクトドライバーでガガガっとやれば一気に上がります

特に目新しい事じゃなく割とメジャーな方法です

 

この溶接機の特徴は半自動溶接と手棒溶接できる事です

せっかくなんで両方使ってやってみましょう

まずは点付けを半自動溶接でやりました

半自動は画像のようなタイプでトリガーを引くとワイヤーが出ながら同時に溶接もしていきます

点付けに関しては半自動は圧倒的に楽ですね

溶接したい部分にワイヤーを当ててトリガーを引けばバチっとなって終わりです

 

次に溶接棒で固定します

昔からあるタイプのヤツですね

洗濯ばさみみたいなヤツに溶接棒を挟んで溶接したい場所に近づけてバチバチと溶接します

しかしこのバチバチが私のように慣れてない人間には難しい

電流を上手く調節して近過ぎず遠すぎず

私がやると棒がベタっとくっついてしまいます

 

しかしまあ適当にやってるうちにある程度は出来るようになるもんです

ネジ部分なんで叩きたくないのでスラグ落としてませんがまあついているでしょう 

家庭用100V では溶接はやり辛いと言いますがDIYで仕上がりや効率に拘らないなら十分だと思います

 

アークを飛ばすのに捨て板を使うと楽ですが丁度いい鉄板や作業台なんて無いので私は平鋼を使います

こんな感じでアースクランプで挟んだりバイスグリップでなるべく近くに固定しておきます

これならすぐ近くでアークを飛ばせるのでわりとスムーズに移行できます

作業台が使えないバイクのフレームなんかだとやりやすいです

 

さっそくインパクトで回し見ましたが・・・・・

微妙にセンターを外していてスムーズとはいえませんでした

とはいえ回す事はできるので一気に上昇下降できます

ラチェットハンドルなら全く問題ありません

 

溶接機についてですが

母材や求める強度にもよりますが半自動も棒も100vだから使えないなんて事はないんじゃないでしょうか

家庭で使う分には十分すぎると思います

  

私みたいなシロウトが使う場合半自動と棒どっちがいいのか

私の使用頻度でいえば手棒溶接の方が多いです

単純に安上がりだからです 溶接棒なんてamazonで2㎏1000円くらいで買えます

スズキッド(SUZUKID) Z-3 2.0φ*300mm 2kg DZ-01 995円【amazon】

一本あたり6円です

一方のワイヤーは0.8㎏で3600円もします

ワイヤー使うと分かりますが素人が適当に使うと見る見るうちに減っていきます

 

じゃあ半自動はいらないとかいうとそうでもありません

既に書いたように点付けなんかだと圧倒的に簡単でしかも正確です

私が手棒溶接で何か所も点付けしようとすると失敗してくっつけてしまいそれを引きはがす際にずれてしまったり作業が全くはかどりません

今回のように点付けを半自動で後を手棒溶接というのは上手な人にとってはまどろっこしいでしょうが私の技術ならむしろ効率がいいです

切り替えも差込口を変えるのとスイッチを切り替えるだけですからそこまで面倒じゃないですしね

 

両方の作業ができるというのはアマチュアにとってはめちゃくちゃメリットが大きいと思います

 

どっちか1つ選ぶならやっぱり半自動の方がいいでしょうね

アマチュアがDIYするなら断然簡単で気軽です

 

でも手棒のほうがバチバチと派手で面白いんですよね

DIYは作業自体が遊びですから重要です

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です