【DIYとバイク】Black & Decker マルチエボ

オールマイティ?帯に短し?

Black & Decker(以下B&D)のマルチツールベーシックです

私は丸ノコとセットで購入しましたが単品だと EVO183B1 が同じセット内容でしょうか それだと大体15000~18000円程度ですね

 

セット内容ですが

電動ドライバー、ジグソー、サンダー、バッテリー×2個、充電器、収納ケース、ビット(ドリル×5、ドライバー×7)、ブレード(木工用×5)サンドペーパー

消耗品は正確ではありませんが大体こんな感じです

 

まずはドリルドライバーです

大抵の人はこれがメインになるでしょう

18Vなのでパワーは十分過ぎる程あります 

22Nなのでワイヤー式と比べても遜色ないというかホームセンターの5000円程度のものよりパワフルです

これ以上のパワーが必要だとしたら振動ドリルやインパクトドライバーの出番でしょう

木工の穴あけで困る事はまずないと思います

あくまでもドリルドライバーなので短いネジは打込めてもコーススレッドを打ち込むパワーはありません

電動ドライバーとしてもプラスネジには使えますがボルトには不向きです

締め付け次第ですが10㎜くらいのボルトだとほとんど歯が立たないでしょう

長いネジをガンガン打ち込みたい人やバイクでボルトを緩めたいような人は別売りのインパクトヘッドを買いましょう

amazonで5000円くらいですかね

元々用途が違うものですから仕方ないですね

インパクトは電ドラの代わりになりますが逆は無理です

この辺が微妙なところです 確かにインパクトがあれば全ての作業ができるのですが実際の使い勝手となると電ドラの方が上だったりします

どっちか1個ならインパクトでしょう

マルチエボなら必要になれば後からインパクトヘッドを買い足せますしB&Dのセットでももう一つ上のマルチツールプラスというものがあります

こちらのセット内容は電ドラ、インパクト、丸ノコ、サンダーとなっています

ジグソーではなく丸ノコになっているのを見ても比較的大きな作業向けなんでしょう

私は既にインパクトドライバーを持っているので不要でしたがそうでなければコチラのセットのほうがいいかな

 

次にジグソーです

丸ノコではなくジグソーです

ジグソーは曲線を切る為のものですが個人的には曲線よりも穴をあける用途の方が多いですね

たとえば壁にコンセントの穴を開けるような場合ドリルで対角線の2つ穴を開けてそこを起点に四角くくりぬく事ができます

丸ノコ程パワーがないので2×4材をガンガン切ったりするには向きませんが逆にパワーが無い分扱いやすくキックバックもなく安心して使えます

キックバックとはたわんだ木材で刃が挟まれ抑えつけられて回転が切る力じゃなく動く力になってしまう事です 恐ろしい回転数の丸ノコが暴れます

トリガーを離しても刃は回転していますから体にあたればとんでもない事になります 実際に死亡事故も起きています

数ある電動工具の中でも丸ノコは危険度が高いと思います

DIY向けにどこのホームセンターにも売ってるものですからアマチュアでも十分使えるものですが決して気軽に扱えるものではありません

危険度で言えばジグソーとは比べ物になりません 

ジグソーの一番のメリットは丸ノコに比べて安全と言う事かもしれませんね

木工するならいずれ丸ノコは必須でしょうけど今ノコギリでやってるような作業ならジグソー一つで圧倒的楽になると思います

ちなみにマルチエボの丸ノコだと厚みのある2×4材を切る事はできません

 

最後にサンダーヘッド

簡単に言えば電動の紙やすりですね 

コレは別に100vのものを持っているので使ったことはありません

私は日曜大工よりサンメカメインなのでバフ掛けしたり塗装を落とす事が多いので曲面に対応できるものじゃないとあまり出番はないかな

木工やるなら電動サンダーがあると仕上がりが段違いですから無駄になる事は無いと思います

ネックは紙やすりが専用品な事です 

ネットで簡単に手に入るもののホームセンターなんかで見た事がないです

個人的にはデルタサンダー(アイロン形状)より市販の紙やすりをセットするオービタルサンダーの方が好きです

専用品はもったいなくて普段からたくさん揃えておけないんですよね

かといっていざ必要になったり足りなくなった時ホームセンターに行ってもないし

デルタサンダーの方が色んな場所に対応できますから万能向けのマルチエボのコンセプトにそってるかもしれませんね

 

以上3つのセットですがやはりコードレスというのは圧倒的に楽です

一度使うとコード式をガチャガチャと引っ張り出す気がしなくなります

18vのバッテリーが2個付くのも大きなポイントです

ちょっと前までは10.8vや14.4vが一般的でしたが最近はよりハイパワーな18vが増えてきました

私が使う分には14.4vでも18vでもいいのですが共通のバッテリーで他の製品も使えるのでパワーがあるに越したことはないですね

私の場合は丸ノコです

この辺の工具はパワーがモノを言いますしね

B&Dにはバッテリー式のディスクグラインダーが無いのが残念です(出してください)

 

他社製品との比較

日立工機のDIY用モデル FWH14DGL

写真だとB&Dがかなり大きく見えますが日立はインパクトでB&Dはドリルドリバーなのでヘッドの大きさが違います

実際の大きさはそこまで違いません

重量もインパクトと電ドラなので比較し辛いですが大差無いように思います

インパクトドライバーの性能で比較した場合

ハイコーキ140Nm B&D140Nm

なので一緒ですね

価格はハイコーキはバッテリー2個付きで14800円、B&Dはセットにインパクトヘッドを足して20000円くらい 

お得感で言えばB&Dですが使わないモノがあっても勿体ないしDIY向けとはいえ日立ブランドなのは大きいですね

どっちを選んでも間違いじゃないと思います

もしB&D以上の性能を求めるならハイコーキでもプロ用を買うべきでしょう

 

電動工具は最初に良いものを買っておいた方がいいと言われます

確かに同サイズのモノをならその通りですがマルチエボなら当てはまらないと思いますね

というのもお手軽さが段違いなので後からもっと大がかりなものを買っても使い分けができるからです

むしろ多少力不足でもマルチエボで済ませてしまう事のほうが多い

DIYで評価が高いのも納得です

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